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作詞家になるにはTikTokの特徴を知ろう。2番の歌詞も手を抜けない?TikTokが広げた音楽の楽しみ方

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作詞家になるにはTikTokの特徴を知ろう
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歌詞はとにかくサビが一番大切。それは確かなのですが、サビ以外の歌詞にも手が抜けない時代になってきたと感じます。SEKAI NO OWARIさん『Habit』がTikTokでバズったのが記憶に新しいですが、サビではない2番の歌詞も同時に注目されています。作詞家になるにはTikTokの特徴を知ることも大切です。今回は、TikTokにおける「歌の切り取り現象」について考えてみましょう。

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作詞家になるにはTikTokの特徴を知ろう

サビから始まらない!17秒バージョンの『Habit』

TikTokで動画を投稿する際、ユーザーは曲の好きな箇所を切り取って使用できます。しかし、デフォルトの音源をそのまま利用する方が手軽なため、多くの場合は公開されている音源の冒頭から使用します。『Habit』をTikTokで検索すると、このようにいくつかのパターンが公開されています。

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注目したいのは、もっとも再生数の多い17秒バージョンの『Habit』です(2022年8月11日時点)。この音源の冒頭はサビではなく、2番のAメロが使用されています。

サビの歌詞:俺たちだって動物 こーゆーのって好物
2番Aメロの歌詞:大人の俺が言っちゃいけない事言っちゃうけど 説教するってぶっちゃけ快楽

2番のAメロは普段は比較的歌の中でも目立たない箇所ですが、『Habit』ではなかなかインパクトのある歌詞になっています。もしかするとTikTokでのバズを生むことを想定されて作られたものかもしれません。

TikTokではサビが一番注目されるとは限らない

CMソングや、主題歌など、歌の「美味しいところ」はサビであることが大半ですが、歌の好きな箇所を切り取って楽しめるTikTokではそうとは限りません。TikTokは音楽の楽しみ方の可能性を広げたといえそうです。

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